クック諸島
国旗のデザインの意味と由来
ニュージーランド🇳🇿やオーストラリア🇦🇺と同じく、歴史的にイギリスとの深い結びつきをあらわす「ブルー・エンサイン(イギリス青色船舶旗)」を基調にした旗。
青は太平洋を、円形に連なった星はクック諸島を構成する15の島々をあらわし、平等と統一を象徴しています。
クック諸島の国名について
1773年にイギリスの探検家ジェームズ・クックが来航したことからクック諸島と名付けられたとされる。
クック諸島の歴史
ニュージーランドと自由連合を組んでいるクック諸島の国民は、ニュージーランドの市民権およびパスポートを有し、ニュージーランド人としての権利を持っています。しかし、ニュージーランド政府は財政難のため、クック諸島の早期独立を求めています。一方、クック諸島側はニュージーランドへの出稼ぎ労働者が多く、独立に対しては消極的といいます。このため、自立した独立国とはみなさないという国も多く、いまだ国連加盟にはいたっていません。
2011年3月、日本政府はクック諸島を国家として承認しました。
- 5世紀頃、マオリ族が定住し始めたとされる
- 1595年 スペイン人が航海中に北クック諸島を確認
- 1773年 イギリス人の探検家ジョージ・クックが到達
- 19世紀半ばから貿易や捕鯨の中継基地としてさかえた
- 1858年 ラトロンガ王国が建国される
- 1888年 イギリスの保護領となる
- 1901年 ニュージーランドの支配下に移り、15の島々は属領とされる
- 1957年 立法議会が設立される
- 1964年 自治権を得る
- 1965年 外交・軍事・防衛をニュージーランドに委ねる協定に合意し、自治政府を樹立
- 1973年 ニュージーランドとの共同宣言で、主権国家の権利が認められ、独立国家として外交を行うことが認められた
クック諸島の国データ
正式名称 | クック諸島 |
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英語表記 | Cook Islands |
漢字表記 | - |
首都 | ラトロンガ島アバルア |
略号 | COK |
面積 | 237㎢(鹿児島県の徳之島とほぼ同じ) |
人口 | 1万9000人 |
通貨 | ニュージーランド・ドル |
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言語 | クック諸島マオリ語、英語 |
民族 | ポリネシア系、混血ポリネシア系 |
宗教 | キリスト教(クック諸島教会派、ローマカトリックなど) |
独立年 | 1965年にニュージーランドから独立 |
国旗の比率 | 1:2 |
在留邦人数 | 6人 |