アゼルバイジャン
国旗のデザインの意味と由来
青はトルコ系民族の伝統色で空をあらわし、赤は独立を守ろうとする決意、緑は農業と森林、新月(三日月)と8稜星はイスラムの国であることを示しています。
青・赤・緑の3色を並べた国旗は他にありません。しかも補色同士の組み合わせです。
国旗のデザインの基礎になっている紋章学では、国旗に使われる色は「原色」や「金属」といった区分に分けられていて、「原色同士の接触を禁ずる」という原則があります。ですから、紋章学の観点から言えばこの旗は異例です。
また8稜星も国旗では珍しいデザインで、他にはモルドバ国旗🇲🇩の紋章の中にしかありません。
アゼルバイジャンの国名について
国民の大多数を占めるトルコ系民族のアゼルバイジャン人に由来。その名は、かつてこの地で勢力があったアトロパテネ(火の守護者)人の名にもとづく。アトロパテネ人は、古代のアトロパテン(火の国)王国に住んでいた人々。
アゼルバイジャンの場所と国データ
正式名称 | アゼルバイジャン共和国 |
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英語表記 | Republic of Azerbaijan |
漢字表記 | 阿塞拜疆 |
首都 | バクー |
略号 | AZE |
面積 | 8万6600㎢(日本の約4分の1) |
人口 | 1000万人 |
通貨 | マナト |
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言語 | アゼルバイジャン語など |
民族 | アゼルバイジャン系、レズキ系、ロシア系、アルメニア系 |
宗教 | イスラム教(シーア派)など |
独立年 | 1991年にソ連邦から独立 |
国旗の比率 | 1:2 |
在留邦人数 | 49人 |