ブルキナファソ
国旗のデザインの由来と意味
汎アフリカ色で、中央に黄色い五角星を置いた赤と緑の横二色旗。
赤は革命闘争と流された血を、緑は希望、農業、森林を、黄色の星は、社会主義諸国との連携と豊かな天然資源をあらわします。
この国はかつてはオートボルタ共和国という名前でした。当時の旗は、黒・白・赤の横三色旗でしたが、1984年に大統領サンカラが国名をブルキナファソに変更し、同時に国旗も全面改訂されました。
1958年に、フランス共同体内のオートボルタ自治国に昇格し、翌年に制定した国旗。黒・白・赤の三色は、国内を流れる黒ボルタ川、白ボルタ川、赤ボルタ川をあらわします。1960年にオートボルタ共和国として独立した後も継続して使用され、1984年の国名・国旗改訂まで使われました。
※オートボルタ共和国の国旗は帝政ドイツの旗と同じデザインですが、ドイツとは関係ありません。
ブルキナファソの国名について
モシ語で「ブルキナ(誇り高い)」と「ファソ(国)」で、「誇り高い人々の国」を意味する国名。
ブルキナファソの歴史
- 古くはガーナ王国やマリ王国の一部だった。
- 19世紀末にモシ人の王国がフランスの保護領とされ、1904年、フランス領西アフリカの一部となる。
- 第二次世界大戦後、独立運動がすすめられ、1960年、オートボルタ共和国として独立。
- 1966年以降、しばしばクーデターが起こり、1983年に左派の民族革命評議会のサンカラが政権を握り、翌年、国名をブルキナファソとあらためた。
- 1987年のクーデターにより、コンパオレが実験を握り、1991年に大統領に選ばれる。
- 1992年、複数政党制のもとで選挙が行われ民政にもどる。以後、コンパオレは2014年に辞任するまで大統領を続けるが、政情は不安定である。
ブルキナファソの国データ
正式名称 | ブルキナファソ |
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英語表記 | Burkina Faso |
漢字表記 | - |
首都 | ワガドゥグ |
略号 | BFA |
面積 | 27万4200㎢(日本の約70%) |
人口 | 1919万人 |
通貨 | CFAフラン |
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言語 | フランス語、モシ語、ディウラ語、グルマンチェ語 |
民族 | モシ族、グルマンチェ族、ヤルセ族など |
宗教 | 伝統宗教、イスラム教、キリスト教 |
独立年 | 1960年にフランスから独立 |
国旗の比率 | 2:3 |
在留邦人数 | 92人 |